皆さんこんにちは。見て頂き嬉しいです。猫好きランナーと申します。
毎年の夏に家族で必ず様々な場所に旅行をしますが、今年は東京に行き、認知症の祖母に逢いに行って感じた事について記載します。
今回はほとんど写真は無いので、文字だけで記載していきます。
前回の夏の旅行についてはこちら
「玉川亭のご主人が教えてくれたやりたい事の正体~九度山からの贈り物~」
私の自己紹介文についてはこちらから
「「今の私と過去の私がガッチャンコ」~未来の私をガッチャ!!~」
行先は東京、出発は突然に。
偶々母が「おばあちゃんに急遽逢いに行きたくなったから、9月頃に東京行こうと思う。」と8月中旬に言いだしたことがきっかけでした。
どうやら平日に行きたいとのことでしたが、私自身仕事があり、土日を挟んで東京に行くことが決定したのでした。
場所が「程久保駅」という場所の近くにある老人ホームでしたが、ホテルがあるのは「立川駅」にしかなかったので、周辺のホテルを2泊3日で予約しました。
電車と新幹線の乗り継ぎで約5時間ほどでホテルに到着し、その日は就寝しました。
次の日は昼頃に老人ホームに訪問し、祖母の様子をうかがいました。
実際に祖母の様子を伺ってみた時に感じた違和感
老人ホームについて、祖母のいる部屋に案内されました。
ついて早々部屋のあらゆる所に違和感がありました。

真夏のホラーなお話とかそういうたぐいのお話ではないので、安心して下さい。
まず、最初に感じた違和感は、部屋全体の臭いでした。

なんだろう?ペット飼ってる?
何というかペットショップのイヌか、猫を見た時にする獣臭に近い強烈な臭いがしました。
どこにも動物は見当たらないので、恐らく祖母から直接放たれている臭いのように感じました。
そして、床が埃まみれだったこと。

誰も掃除していないの?
極めつけは、壊れた棚。
2段目当たりのボックス棚の引き出しがなく、中がむき出し状態になっていました。
これは恐らく、認知症になった祖母が暴れた影響によるものだと思われますが、流石にそのままにされてもとは思いました。
祖母を起こした時に放った衝撃の一言。。。
私たちが訪問した時に祖母は寝ていましたので、母が起こしました。
すると、
祖母「あんた誰や?この泥棒!出てけ!父ちゃん警察読んで! よっしゃよっしゃ、呼んだろ、呼んだろ。」
と私たちを泥棒呼ばわりし、もう亡くなっている祖父に警察呼んでと叫んでいる訳です。
ちなみに祖母が認知症になってしまったのは、祖父が亡くなって少ししてからでした。
そして、何度も自己紹介を行うのですが、その度に
祖母「違うんじゃい!うんうん。」
と何度もちぐはぐで噛み合わない会話をされてしまいました。

私も反抗期の頃は何かあると祖母に「黙れ、クソばばあ!」と暴言を吐き、聞いていた祖母は苦笑いしていましたが、逆に暴言を言われてみると、何とも言えない気持ちになりますね。
また、入れ歯があまりにも汚かったため、母が洗浄しようと大声で祖母に呼びかけると、
母「い・れ・ば洗いましょうか?」
祖母「しげ子さんは嫌い!」

しげ子さん?誰それ?
と会話が嚙み合わないこともありました。
ただ、祖母の大好きなミカンや、お菓子が出てくると嬉しかったのか
祖母「ありがとうちゃん。」
とお礼をきちんと言ってくれるのでした。

私たちのことは忘れても、「ありがとう」の言葉は覚えてくれていてくれて、なんか良かった。
祖母が少しずつ大人しくなってきたので、気分を紛らわすために外に出て散歩しに行ったのでした。
祖母のいる老人ホームは少し峰の高い場所に位置しているので、様々な花や草が生えていました。
ふと周りを見渡していると、なんと野生のニラが生えていたので、少し持って帰りました。

「白い花がニラの花。偶々見渡していると、見つかった。」

「野生のニラを少々。終始ニラ臭かった。」
そんな気分転換もしつつ、私は再度祖母のいる老人ホームに戻っていったのでした。
そして、その日私達は祖母の夕ご飯が終わる18 :00頃まで老人ホームに滞在しており、床掃除をしたりしていました。
祖母夕食を食べる。~今度は知らない人に向かって衝撃の一言を吐く祖母~
17:00頃になると祖母は夕ご飯を他のご老人達と一緒に食べるのですが、そこでは赤の他人に対してなんと、
祖母「この性悪女め!」
と私たちだけではなく、知らない人にも暴言を吐いていたのでした。

お、おいおばあちゃん、性悪女なんかどっかの見ず知らずの人に言うのやめちくり~。
と内心思ったのでした。
その日は暗くなってきたので、老人ホームを後にしました。
宿泊最終日~東京を後にして~
朝ご飯をホテルで食べ、8:00頃にホテルを出、老人ホームに9:00頃に到着しました。
昨日の祖母とは違い、記憶は失っているものの少し落ち着いており、
祖母「こんにちは。」
母「今日で帰ります。」
祖母「私も○○市に一緒に帰る。」
母「お母ちゃんのお家は○○市じゃないよ。お家はここ。一緒には帰らないですよ。」
生まれ故郷なのか、どこの町なのか分かりませんでしたが、祖母は何故か帰りたがっていました。
一方で私はというと、気疲れからなのか、しんどくなったので、一時別の場所で休憩していましたので、後の母と祖母との会話は分かりません。
13:00頃まで老人ホームに滞在しており、その後は幸運な事に叔父さんが車で迎えに来てくれる予予定になっていました。
15分ほど前になって老人ホームを辞去する際、私と母は係員さんに挨拶して周りました。
その際母が泣きながら、
母「どうぞこれからも宜しくお願い致します。」
と挨拶していたのでした。

そりゃあ自分の母が自分の事を忘れると、泣きたくなるわな。自分の番になったらきっとワンワン泣くな。
そう思いながら、老人ホームを後にしました。
その後、叔父さんが迎えに来てくれたので、駅まで送ってもらい、東京を後にしました。
最後に~人生を無駄なく過ごすための方法って何だろうか?~
最後に今回の東京の旅行で感じた事を私なりにまとめます。
認知症になった祖母を見て思った事は、人生終盤になってくると私達は何もできないという事でした。
どんなに多くのお金を持っていても、家族がいても、忘れてしまえば、使い方も大切な人も忘れてただ毎日寝たきりになってしまう。
結局死ぬときはみんな独りぼっち。
だからこそ大切な事はこれからの人生をどう後悔せずに生きていくかという事かなと思いました。
そのためにも一瞬一瞬の今を生きていくことが最も大切だと感じさせられた今回の旅行でした。
今回のお話はここまでです。
いつも見て頂いて、「ありがとうちゃん。」
ではまた。

